小さな針穴から、安全な糸を特殊な方法で埋め込み、二重まぶたを作る方法です。まぶたの傷はほとんど目立たなくなります。
まぶたを開く筋肉が付着する部分に糸を通して、筋肉の機能に影響しないようにまた瞼板法のように瞼板に糸を通さないため、マイボーム腺などを障害しない方法です。まぶたの裏側には糸を露出したままにせず、裏側の糸も埋没させるため、目を傷めることがありません。
埋没法の種類は2点、4点、6点固定があります。
ループとして固定するため、単純な2点固定法よりも強度があります。控え目なラインのご希望の方、部分的に補強を行いたい場合などに適応になります。
スタンダードな固定法です。ループを重ねてダブルで固定する方法で、内側から外側まで綺麗なラインをしっかりと強力に作ることが可能です。控え目なラインから、派手なラインまで対応でき、非常にはずれにくい方法です。
ループを重ねてダブルとし、外側のループは中央の2点でも固定する方法です。固定力が最強の方法で、まぶたの腫れぼったい方、幅広のラインを希望する方、他院の二重が外れてしまった方などが適応となります。
埋没法の麻酔は、注射による局所麻酔が一般的です。麻酔クリームや点眼麻酔などを組み合わせるケースもあります。
大きな腫れは。2~3日程で引きます。むくみは1~2週間程続く場合があります。完成は約6ヶ月です。
内出血が出ることもありますが、1~2週間でなくなります。なお、手術後は瞼に違和感を感じますが経過とともに緩和されます。また、糸を埋め込んだ針の跡が初めのうちはわかりますが、次第に目立たなくなっていきます。